資格

メンタルヘルス・マネジメント検定を取得しよう!私なりの勉強方法をまとめてみました!

メンタルヘルス・マネジメント検定

第26,27回のメンタルヘルス・マネジメント検定を受験してきました。

興味がある人がいればと思い、紹介したいと思います。

どんな資格?

メンタルヘルスマネジメント検定は、大阪商工会議所が発行する公的資格です。

本試験の主催である大阪商工会議所のHPでは、以下のように紹介されています。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。

具体的な内容としては、以下のようなものだと思っていただければ良いと思います。

①メンタルヘルスに関する基礎知識、方針、計画の種類

②メンタルヘルス対策の意義と重要性、関わる部門の役割と求められる能力

③自職場での相談体制の確立、職場の改善

つまり仕事などで直面するメンタルヘルスの問題に対応できるようになったり、国や市が用意しているメンタルヘルス対策を学び、自分自身や職場のメンタルヘルスを改善できるようになります

現代ではメンタルヘルスは労働時間や精神状態の問題などで多く取り上げられています。
これを機会に資格取得を目指していただければと思います。

資格の詳細

種類は3つあり、対象職位がそれぞれ異なります。

●Ⅲ種(セルフケアコース)

対象:一般社員
目的:組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進
形式:選択問題

●Ⅱ種(ラインケアコース)

対象:管理監督者(管理職)
目的:部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進
形式:選択問題

●Ⅰ種(マスターコース)

対象:人事労務管理スタッフ、経営幹部
目的:社内のメンタルヘルス対策の推進
形式:選択問題+論述問題

このように3種類ありますが、内容は重複しています。
しかしそれぞれ受験する種類によって視点が違い、ざっくり分けると以下のように分類可能です。

上記のベン図から基礎知識は共通していることがわかり、またⅠとⅡ種は共通している部分が多いことがわかります。

(私の)勉強の進め方

最後に私が勉強していて試験に役立ちそうなことを書いておきたいと思います。
まず合格率の変動を確認しておきます。

基本的に大きく変動がないため、難易度は毎回大きく変わらないことがわかります。
つまりかなり過去問が有効ですね。ではそれぞれ確認していきます。

●Ⅲ種(セルフケアコース)

過去6回の試験の傾向を見ると、①ストレスへの対処、軽減の方法ストレスへの気づきストレス及びメンタルヘルスに関する基礎知識の3章だけで8割以上を占めています。

最短で合格したい場合、この3つの章から攻めるのがおすすめです。特に①ストレスへの対処、軽減の方法は5割を占めていますので優先度は非常に高いと思います。

私はひたすら過去問を解き、答えを覚えるだけでかなり解けるようになりました。
2~3週間程度で詰め切れました。

●Ⅱ種(ラインケアコース)

Ⅲ種とは異なり、範囲がかなり広くなるため難易度がここでかなり上がります。

過去6回の試験の傾向を見ると、①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割個々の労働者への配慮の2章が問題数が多くなる傾向です。

Ⅲ種と出題対象となる法律や、知識が重複する部分もあり、特に労働者のストレスの現状や労働安全衛生法は高確率で出題されますので、Ⅲ種の勉強が活きてくる部分もあります。

しかしそれ以外では、出題対象となる法律や、知識が同じでも管理監督者目線での問題となります。そのため問われる内容が大きく変わることに注意してください。

Ⅱ種からは過去問だけではカバーしきれない範囲が増えてきます。
過去問で取り上げられている内容の前後や関係する法律、知識等は抑えておくことをお勧めします。下側の本は簡潔にまとめてあり、前後関係が追い安かったと思います。
こちらも2~3週間程度で詰め切れました。

 


●Ⅰ種(マスターコース)

Ⅱ種、Ⅲ種と合格率が大きく異なるⅠ種は非常に難易度が高いです。
選択問題での出題範囲の広さも難易度を高める要因の一つですが、最大の難関は論述だと感じました。論述で少しでも楽するために、選択問題の正答率を上げる必要があります。

しかし、Ⅱ種とⅢ種で基礎を身に着けていれば、さらに深堀をするような内容が多いので時間はかからないと思います。新規で勉強する場合、まずはそれぞれの法律や考え方を大まかに捉え、それぞれの関連性を覚え、繋げられるようになることが重要です。これは論述に活きてくると考えています。

論述は大きく分けて二つであることが多く、一つ目が事例をもとにした問題、もう一つが用語や考え方に関する説明をする問題です。

事例に関しては、あまりパターンは変わらないため、過去問で対処可能です。

しかし用語や考え方の説明は必要な文字数も多いため、どれだけ幅広い内容が書けるかがカギとなります。そのためにはそれぞれの法律や用語の繋がりを覚えることで、どの用語や考え方が出題されても繋がりで覚えている範囲のものであれば回答できます。

例えばポジティブヘルスについて説明せよという問題だったら下図のような繋がりがあります。あとはこれを順々に説明するだけでアッという間に400文字程度になるはずです。

過去3回の傾向では社会的責任・法律遵守とリスクマネジメント健康で活力ある組織の実現という区分から出題されていましたが、私が受けたときは職場不適応のアセスメント労働者のキャリア発達支援から出題されたので、あまり傾向はあてにできません。

やはり一番上ということもあって総合的な理解を問われます。

ちなみに対策として以下の二つの本を使いました。
選択問題のために過去問題集をやり、論述対策のため、公式テキストの文章を割とまるまる覚えてました。

他にも色々まとめてある本もありましたが、論述に傾向があまりなさそうだったので採用しませんでした。ガチンコ勝負でした。1,2か月間毎日詰め込み続けました。

 

最後に

あくまでこれは私の独断と偏見の成分が多いです。
一部引用しているものもありますが、参考程度です。
また何より大切なのは資格を取得して終わらせることではなく、資格取得を足掛かりにして更に理解を深めることだと思います。

長くなりましたが最後まで目を通してくださった方々に感謝します。