ITパスポート
ITへの第一歩として何をすればいいのかわからない、または現代のITについて学びたいという方には必見の資格なのがこのITパスポートです。
ITパスポートはIT系国家資格の中でも非常にベーシックですが、PCの仕組みやIoT、ネットワークなどのIT系の知識はもちろん、システム構築までの流れ、プロジェクトマネジメントなど幅広い範囲を網羅しています。
私としては、社会人になったら最初にとっていただきたい資格です。なぜならPCなどを当たり前のように使うようになるため、仕組みを知ることは効率化につながるためです。
もちろん履歴書に書いてもOKなのでぜひ社会人になる前の方にもおすすめです。
今回はこちらのITパスポートについて紹介したいと思います。
どんな資格?
ITパスポートはどんな資格なのか初めに紹介したいと思います。
概要:情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の一区分である国家試験。
分類:国家資格
分野:情報
対象:ITを利活用するすべての社会人
内容:ITを利活用するための共通的基礎知識
資格の詳細
次に実際の試験について説明します。試験の範囲などは以下の通りで、1問当たり1分程度とかなり短いため、スピードがある程度要求されます。
また資格の出題範囲は非常に広いです。
IT系ということだけあり、かなり包括的な内容であるため、非常に勉強範囲は広いですが、問われる内容は浅めなの幅広くカバーすることをおすすめします。
特にテクノロジ系は広いので注意が必要です。また直近の出題傾向は以下の通りです。
合格者推移は以下の通りで、常に同程度であることから出題のレベルは変わらないことが予想されます。
(私の)勉強の進め方
最後に私が勉強していて試験に役立ちそうなことを書いておきたいと思います。
まず合格率の変動ですが、前述した通り50%程度を推移していますので、難易度の大きな変動はないと考えています。
では次に実際に使った教材と進め方です。
●勉強計画
大体一か月前ぐらいから初めて、教科書に20日、過去問に11日、シラバス4.0の詰め込みに3日程度使いました。
●step1 教科書の勉強
まず知識の習得の最初の段階として、教科書の読み込みとそれぞれの関連ワードの関係づけをメインに行いました。
まずは知らない単語をなくしました。特にアルファベット3文字が多いので厄介です。しかしここがわかってしまえば、用語はかなりスムーズに進むと思います。
使用した教科書は以下のものです。かなりの範囲をカバーできているのでお勧めです。
●step2 過去問
次に過去問です。ここで一番身につけなくてはいけないのが、回答は短時間で行い、わからない問題は飛ばすことです。
正誤率も非常に大切ですが、時間間隔も重要です。この試験は1問に1分程度しか割けないことを念頭に置いて進めましょう。
また、計算問題も出るので、その設問のために十分時間を稼げるように解き進めましょう。
おすすめはアルファベットの略語の問題を瞬殺することです。
また無料勉強サイトが非常に有効です。必ず一度はやってみてください。本番もCBTでパソコンを使った試験なので練習になると思います。

サイトURL: https://www.itpassportsiken.com/
●step3 シラバス4.0の詰め込み
最近になって新たにシラバス4.0が追加されています。実際試験を受けると出題問題の20%はAI、IoTなどのシラバス4.0の問題でした。
これを抑えておくことは合格への近道になるので最後は必ずこれを抑えましょう。
勉強方法は前述で紹介した教科書や問題集の巻頭や巻末にあります。
最後まで気を抜かずに覚えきりましょう。
最後に
あくまでこれは私の独断と偏見の成分が多いです。
一部引用したものもありますが、参考程度です。
特に勉強の進め方は合う合わないがありますので、必ず自分の納得する形に落とすこむことをお勧めします。
また何より大切なのは資格を取得して終わらせることではなく、資格取得を足掛かりにして更に理解を深めることだと思います。
これからも色々紹介していければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
ちなみに今回はかなりスレスレでした・・・精進します・・・
